<My Volkswagen 1966 Type 1 Beetle Cabrioletの紹介>



この車は、1988年に米国から日本に持ち込んだもので、当時VW Shop
FLAT 4に勤めていたMr.Iwasaki氏により輸入されたくるまです。

僕は当初、日常の足にするために12Vモデルの1967年式
Cabrioletを探していましたが、米国にVWを探しに行っていた
Mr.Iwasaki氏
1967年モデルの手頃なものがなかったが、いい状態の(オリジナルの)
VWが見つかったといって日本に持ち込んでくれたのです。

帰国後直ぐに連絡があり、まずは写真でのご対面。
そこで見たものは
1966年式のCabriolet
写真では見た限りではオリジナル状態を保った綺麗な純正のSeaBlueが
(当時の日本では、あまり多いカラーではなかったので)目に留まり
一目惚れをしたのでした。

ただし、この車はオリジナル状態で,Batteryも6Vのままで
日常の足としては少し不安がありましたが、良い状態の6Vであれば
そこそこ乗れるという助言もあり、購入する事を心に決めたのです。
数日後には日本に届くとのことで、その日を夢に見ながらまるで子供のように
指折り数えて待っていました。

日本の入管も無事に終わり、Shopに到着したとの連絡を受けた僕は、
VW Enthujast仲間である
Mr.B滝氏(なぜかイニシャルが僕と同じT.T!)を
誘ってお見合いに向かいました。
小雨のぱらつく生憎の天気でしたが、ボンネットに乗った水滴が綺麗に弾かれ、
しっとりとした雰囲気もあり、同行した
Mr.B滝氏と二人でしばし見とれていました。

純正のダブルバンパーは前後とも、曇りもなくメッキの状態も良さそうでしたが、
もっと驚いたのは窓の立て付けと窓のフレームのメッキが綺麗だったこと!
当時、僕らはそんな状態のVWを目のあたりにしたことはなかったので、
ある種衝撃的なことでもありました。
直ぐにKeyをもらいしばしの試乗を試みましたが、エンジンの状態も良い感じで
「もうこれしかない!」と顔を見合わせ購入する事にしました。

納車はX'Masの近づいた12月20日。素敵なクリスマスプレゼントが
我が家にやってきたのです。

では、そんなMy VW Beetle Cabioletを紹介しましょう

1966VolksWagen Type1 Cabriolet

左は2001年10月富山のイベントに向かう途中の青カブ。リボンタイヤとランニーグボードが右の近影(2004年4月)との大きな違いがありますね。
そう、補強レールも交換しボディも同色に塗ってリフレッシュしたのですね。陽射しの違いはあるもののボンネットの映込みは格段の差がV(^^)W




1966VolksWagen Type1 Cabrioletの出生記録

以前ドイツのVW社に手紙を出すと車のデータ(出生記録)
をもらうことができました。
左のような
AIR MailVolksWagen社の便箋にタイプ打ち
してあるもので、シャーシー
Noを送ると、製造年月日、製造工場
輸出先国名、輸出年月日等が明記してある車の出生証明書みたいな
ものです。
ちなみに、僕の
VWの記録では、
VEHICLE DATA
Model No. :151
Chassis No. : 156 274 566
Engine No : F0 059 391
Colour Code : 12 27 74
Produced on : 29.10.65
Left factory on : 12.11.65
For sale in : USA

と、親切にこんな風に書かれてた手紙を送ってきてくれたのです。この1966年式 Cabriolet の製造は1965年の8月からで(前年8月から製造開始)
届いたデータによると1965年の10月29日に完成し11月29日に米国へ向けて出荷されてます。今年2004年の10月29日で39歳と言うことになります。
20世紀から21世紀になっても元気に走ってくれるMy1966青カブは、頼もしい相棒としていつまでも一緒に走ってくれることを日々願っています。


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